【築地市場】築地魚河岸・揚物「チャーシューエッグ定食」¥1250

2016/11/21(月)。

13:00過ぎ、土曜に「プレオープン」し、「ほろ苦いスタート」なんて朝日新聞デジタルさんに報道されていたばかりの築地市場「築地魚河岸」さんへ。

通りの反対側より。
右手のエレベーターで3階に行きました。1階館内からでも3階には上がれるはず。
1階は9:00以降なら一般人も入場可能な市場。ただし、飲食禁止。
2階は事務所兼倉庫のため立ち入り禁止。
全っっっ然関係ないですが、近くにテレビ朝日「志村&所の戦うお正月」と書かれたバスが停まっていて、
「芸能人を肉眼で見れるかも!」と期待していたのですが、期待外れでした。残念。

晴海通り側、小田原棟から外のエレベーターで3階に上がり、屋上広場を進んでいざ入館。

館内は黒が基調。でも、暗くはないです(写真が下手なだけで)

まあ、フードコートですよね。築地市場らしさは皆無なので、逆に場内市場と差別化できていると言えなくもなく。

なかなかの混み具合だったので、カウンターが空いていた「揚物」さんへ。「揚物」の件は後述。

どうぞと言われたものの席に着こうとしたら実は先に会計だったようで、新規オープン店にありがちな混乱を早速堪能。レジで「チャーシューエッグ定食」(¥1250)をお願いし、レシートを受け取って待つことしばし。ちなみにテーブル席に先客数グループ、カウンターも先客&後客あり。年配率高し。よくあるフードコートやサービスエリアのようにどこに座ってもよい感じではなく、ある程度テリトリーが決まっている模様だった。

20分ほどして料理が到着。…場内店に行ってから半年以上ご無沙汰だったし、時間がかかるタイプの店だったことを忘れていた。何のための備忘録だか。とはいえ、待っている間、「お待たせしてすみません」、「もうすぐですので」と声は掛けていただいたし、店員さんが呼び込みで「おいしいお刺し身ありますよ~」とか「市場で有名な揚げ物の店ですよ~」とか、絶対に店名を明らかにしないことに対する深い闇に思いをはせていたので、退屈はしなかったのだが。(レシートには店名書いてあったけども)

おいしかったんですよ(写真が下手なだけで)

料理は1皿に盛られたキャベツの千切り、ポテトサラダ、チャーシューエッグとみそ汁、ご飯。

のっけから卵の黄身を崩してガツガツと食べ進める。トロリとした黄身を食べているときって、最も「日本人で良かった」と思える瞬間だったりする。これぞ「O田保」さんと言わんばかりの、ごはんがススムくんメニューだが、場内の店舗と比べると

・みそ汁の具がフリーズドライのワカメ、麩、ネギ
・¥20高い(釣り銭対策でしょうね)

のだが、一方

・天気や行列に悩まされなくてよい(料理は待ちましたが)
・ラストオーダーが場内店より1時間遅い
・卵、1個増えた?

という良い点もあるので、オペレーションが落ち着いたころにでもまた来てみようか。願わくば季節メニューで「かきミックス定食」も出してくれると最高なのだが。この備忘録のPC版ヘッダーにも写真を使っている、大好きメニュー。だがしかし、あの厨房の設備の感じだと難しいかもしれない。

食器類を返して店を後にする。

ごちそうさまでした。

●揚物「チャーシューエッグ定食」¥1250
東京都中央区築地6-26-1 小田原棟3階。
コスト・・・★★★★☆
パフォーマンス・・・★★★★☆
総合・・・★★★★☆
→時間がかかるのがやはりネック。

5種のメニューからこの日のこの時間は「チャーシューエッグ定食」、「フライ盛り合わせ定食」、「刺身定食」の3つが提供可能だった様子。

本当は「○じ満」さんっぽい「中華」の「カキらーめん(10~3月)」(大好き)を狙っていたんだけど、お店が閉まっていたのでね…。

「中華」の「ジャンボ焼売」とか「かきラーメン」とか、「喫茶」の「半熟玉子入りクリームシチュー」とか、
築地好きなら店名当てクイズで「越後製菓」さんのCMより早く「ピンポ~ン」と
押せそうなヒントがふんだんに盛り込まれた館内案内。
それでも屋号を使えないというのは、どういうことなのだろう。
豊洲移転後解禁だとしても、早くて1年後以上。
闇が深いですなー。
ちなみに「咖喱」は先日「親子丼」をいただいた「肉卸専門店」さんが母体らしいので、
中栄(ちゅうえいではなくなかえい)」さんではなさそう。

お水は適宜ポットあり。

平日は7:00~15:00の営業。ラストオーダーは14:00。

定休日は日曜、祝日と築地市場内休日に準ずる。

2017年1月追記:「中華」は2017年2月開店予定の模様。かきの季節が終わってしまう…
2017年4月追記:無事「小田保」と屋号を名乗れるようになった模様。